師走浪人セブン
グアム旅行三日目(前編)
三日目は自由行動!
独立記念日という懸念材料はありましたが、観光の地グアムは年中無休のようです。
体調を崩していた涼元さんも復帰し、事前に予約していた七人が欠けることなく勢揃い。

目指すは野外射撃場。むろん、無料送迎車あり。
しかし、今日の予約が多いということで、私たちを迎えに来たのはピックアップトラック!
ぶっちゃけ、荷台。
ちょwwwおまwwww
まともな座席は助手席のひとつのみ。
ところが、みんなすでにお祭り気分。次々と荷台に飛び乗り、助手席に乗ろうという者は誰もいない。
まあ、一時間も車に揺られて野外射撃場に行こうって連中なので、当然といえば当然の結果ですが。
迎えに来たチャモロ人の教官も不思議そうに首を傾げる中、トラックは出発!

ひゃああああ〜〜〜!!!(歓喜の叫び)

もう、毛根が抜けそうなほど風吹きまくり。陽差し降り注ぎまくり。
普段、室内でばかり仕事をしている面々が一番やらなさそうなこと。
暇を持てあましたゲーム制作者たちが、トラックの荷台でぎゅうぎゅう詰め。
ちなみに、車の荷台で人を運ぶのはグアムでは合法。
それでも現地のドライバーは不思議そうにこちらを見つめていました。
そらそうだ。ピックアップトラックの荷台に東洋人が七人。明らかにおかしい。

最初は気をつかって運転してくれた教官も、
「ま、いっか」
という感じでワイルドなスピードとハンドル裁きに。

右へ左へ曲がるたび、猛烈な横Gが。しかも、安全ベルトなどナッシング。
落ちれば即死できる速度。前を向いたら風で顔がガガガ……。
最初こそはしゃいでいた七人も、段々と無口に。

じゃり道キターッ!

駄目押し。死屍累々。
これでスコールなんか来た日には、帰る頃には二人くらい減ってたかも。

幸い、一人の脱落者もなく射撃場に到着。
その第一声が、
「メイドさんのお迎えは?」
君たち、実は元気だろ。


(後編に続く!)