師走浪人セブン
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未知との遭遇
スピルバーグ監督が唯一脚本を一人で全部書いた映画、らしい。
この映画を観て、スピルバーグ監督は骨の髄から演出家なのだな、と思った。
テーマは特にない。
ストーリーもほぼないに等しい。
実は、アメリカ政府はすでに地球外生命体と交流を持っていた、というだけの話。

この映画を観客におもしろいと感じさせるものは、徹底的にそれっぽい演出を投入しているという一点に尽きると思う。
もし、本当にUFO(ここでは地球外生命体の乗り物という意味で)と遭遇したら?
その疑問を徹底的に突き詰め、いかにもありそうなこと、しかし容易には思いつかないこと(当時は)を映画の隅々にまで行き渡らせている。
車のエンジンが停止し、UFOが飛び去るとまたかかる。
主人公の顔が半分だけ日焼けしている。
ある場所のイメージが頭から離れない。
飛び回る家具や台所用品。
天文台に送られてくる謎のメロディー。
どれも特に意味はないが、いかにもそれっぽい演出がほどこされている。

それだけで映画を一本撮ってしまったのもどうかと思うが、こういう「通り一遍ではないそれらしさの追求」というのは物語を作る上での技術力に相当すると思う。





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